私は現在、下腿の延長を終え大腿を延長中の骨延長患者です。骨延長を終了しリハビリ中(2023年1月)です。
ここトルコのLimb Lengthening Centerでは、非常に専門的な知識を持ったスタッフがおり、非常に満足いくものでした。
私は下腿にLON、骨延長後、大腿にプリサイス2を使いました。
骨延長手術はとても大きな手術です。ですので、人生を変えるような大きな決断をする前に、慎重に考える必要があります。私もこの手術に多少なりの不安を感じていましたが、こちらのスタッフのプロ意識、専門知識の深さ、そして親しみやすさなどもあり、安心して手術を受けることが出来ました。こちらのサービスを選んで本当に良かったと思います。
イスタンブール空港に着いて、リアムが花束を持って迎えに来てくれました。アパートは白を基調し統一感と清潔感がありました。そこで、今は、夜間介護担当のフリヤに初めて会いました。当時の彼女は家事全般を担当していました。手術当日には、セルカン先生にお会いしました。先生はとてもフレンドリーで屈託がなく、とても安心感を与える先生だなと感じたのを覚えています。

イスタンブールに到着してから2日後、LON下腿の手術を受けました。当初は予想通り痛みを感じましたが、すぐに落ち着きました。翌日から理学療法士によるストレッチ、マッサージ、理学療法を開始し、5日後に退院しました。 
セルカン先生は整形外科医で骨延長の専門家です。先生の患者に接する態度は素晴らしく、同じ目線で目を見て話してくれます。先生と話していると不安感が払しょくされます。先生はユーモアのセンスもあり、いつも笑顔を絶やさず、私を笑顔にしてくれます。後、とても重要な事ですが、対応がとても速いです。例を挙げるとすれば、私の最初のレントゲン写真を確認した時、挿入されたピンの数が私には十分ではない可能性があることに気づき、次の日に手術を行いました。手術は嫌でしたが、先生の迅速な対応にはとても感謝しています。
Limb Lengthening Centerで働く理学療法チームはとても頼りになりますし大きな存在です。全員、骨延長手術に立ち会った経験があり、骨延長患者の体に何がおこっているのか詳しく理解しています。私は週に3回の理学療法とPTフィットネスセッションを週に3日おきに行います。理学療法はグラストンやカッピングなどのテクニックを駆使して行います。皆さんとても明るい性格で楽しく会話をしながら施術を受けています。英語も流暢に話します。施術中に気持ちがよくて寝てしまうこともありますが、痛みを伴うこともあります。ですが、効果てきめんです。
フリヤは夜間介護の担当で、術後、患者一人では難しいトイレへの付き添い、シャワーのお手伝いなどしています。彼女は、とても陽気な性格で、安心感も与えてくれます。彼女とはとても親しくなり、お互いに私は英語を、彼女はトルコ語を教えてくれる仲になりました。彼女は私のトルコ語の10倍の速さで英語を習得して今も勉強を頑張っています。
最後にLimb Lengthening Centerとセルカン先生の存在がなければ、目標を達成することはできなかったと思います。とても感謝していますし、自分の判断が間違っていなかったと確信しています。 

骨延長についてどのように知りましたか?

30年以上前に日本の雑誌で20歳のときに知っていましたが、当時はインターネットがなかったので、どうすることもできませんでした。
35歳の時、インターネットで検索しましたが、状況はあまり変わっておらず、多くの情報を見つけることができませんでした。
でも今年、ダメ元で再度検索してみると、驚いたことにいろんな国で骨延長が行われていました。

なぜ骨延長術を受けることにしたのですか?

私はいつも周りで一番背が低く、それがすごく嫌でした。背が高くなることは私の長年の夢でした。
”背が高かったらな。。”目が覚めるたびに思う日々を過ごしていました。

すべての選択肢の中から、セルカン博士を担当医として選んだ理由は何ですか?

セルカン先生の醸し出す雰囲気がとてもやわらかく包み込むような安心感があり、信頼出来る先生と感じたからです。
後、先生の美容骨延長症例数はLON+ PRECICE2合わせて400件で、十分だと思ったからです。

LLCを選んだ理由は何ですか?

私が調べた限りですが、こちらのサービスは他の比べ物にならないぐらい充実しています。
物理的、肉体的、精神的にもこのサービスがあれば安心して手術・リハビリに望めるなと思いました。
スタッフの方々も一生懸命、仕事に取り組まれ、ケアのレベル(理学療法、食事、会社)はすべて高水準と感じました。

受け入れと手術が決まった時の心境を教えてください。

セルカン先生が、高年齢の私を患者として受け入れてくれた事に、ありがたく思いましたし一安心もしました。

延長する前、延長中、延長後の時の事を教えてください

前:やっと、夢にまでみていた手術を受けられるとわかり、すごく嬉しかったです。
中:中途半端な気持ちでは受けてはいけない手術だと認識していましたので緊張しました。
後:痛みはありますが、痛み止めを使いうまくつきあっています。後は、よく食べ、よく寝て、専門家(理学療法士)の助けを借りてリハビリに励んでいます。

延長に関して最も難しいことは何ですか?

下腿でLON、大腿でPRECICE2を経験した私がこれまでで言えることは、痛みや不快感にどう対応するかということです。

背が高くなる感覚を説明してください。

私の周りの人たちがどんどん背が低くなっていきます。実際は、私の背が高くなっているわけですが。
満足していますし、単純にとても嬉しいです。

将来の患者様へのアドバイスはありますか?

骨延長は、誰もが知っているように肉体的に大変ですが、それと同時に精神的にも試練です。遠い外国で、家族、友人から離れて一人で生活・リハビリをするわけですから。

心身のストレスを和らげるのは、手術後の時間をどこでどのように過ごすかによると思います。
なので、私はLLCを選んで良かったと思います。
イスタンブールでの骨延長はまだ終わっていませんでしたが、LLCのサービスとスタッフがいなければ、私の骨延長が成功していたかどうかも分かりません。

私が下腿LONにし、最初に手術した理由

両方PRECICEにする予定でしたが、タイミングが悪かったです。
ちょうど、PRECICEがリコール中で市場になく外部式のLONしか選択がなかったからです。
供給再開も未定でしたし、高年齢もあり待てなかったのでLONにしました。
大腿LONは痛みに耐えられないと思いましたし、最初からPRECICEにするつもりでした。
大腿の手術をする頃にはPRECICEも市場に戻っており一安心しました。
戻ってなかったら、一旦日本に帰国し、供給再開を待って再渡航する予定でした。